中学校の帰り道、ウォークマンでこのアルバムを聴きながら大人になった自分を妄想してた。
歌詞の意味をそのまま理解できるわけじゃないけど、自分の幼い恋愛を重ねたりしてた。
でも今、大人の自分の胸に、彼の歌詞はしっとりと染みこんでくる。
自分はあの頃夢見た大人になっているだろうか?
歌詞の意味が痛いほどわかってしまうけど。
1992年と2010年。
時代背景はまったく違うのに、色褪せない槇原敬之の日常恋愛風景。
大人になってしまった今だから、是非同世代に本を読むつもりで聴いてほしい作品。
♪次の雷が鳴るまでに、数を数えたあの頃は
まだ君を好きになるなんて思わなかった
雷鳴が記憶のじゃまをするけど
なんとか思い出すよ
こうゆう気持ちセツナイというんだろう
〜雷が鳴る前に("君は僕の宝物" 槇原敬之)より