Sunday 28 March 2010

vol.340 ”A long december" Counting crows

昔誰かから借りたテープに入っていた名前も知らない大好きだった曲に、やっと出逢えた。
"one more day in california, one more night in hollywood..."という歌詞が印象的なこの歌。
昨日たまたまネットラジオからかかってきて、その曲が Counting crowsの"A long december" だと知る。

長い12月。
季節にも人生にも、ただじっと耐えなきゃいけない時期がある。
春はもうすぐだけど、この曲で過ぎゆく冬に静かに浸れる。



Sunday 21 March 2010

vol.339 とにかく風が強い



この連休は静岡にいます。

風が強くて、晴れているのに遠くの視界は悪いみたい。
これきっと、黄砂ですね。
黄砂アレルギーなので花粉より恐怖。

朝はものすごい暴風雨と雷が地響きのように響き渡っていました。
ついに本格的な春がやってくる感じ。

冬はもう飽きた、とか言ってたけど
ちょっと寂しいなぁー

それにしても、静岡は暑い。

 

Monday 15 March 2010

vol.338 【コラム】「ながめる」文化 



他の国のひとよりインドア思考の日本人たちが、桜の咲く季節になだけ率先してその花の下で宴をする。今こそhanami partyとして世界中で知られているが、これこそ古くから四季の美しい日本に受け継がれてきた春の文化。


そう考えてみると月見、花見、七夕など日本の「ながめる」文化はとても奥深い。


四季の美しさを感覚をとぎすませて愉しんできた日本人は
世界でみても精神性の高い民族なんだ。




毎年咲くそこに咲く桜の花、
それを同じ気持ちで眺めてきた昔のひとに想いを馳せる時
ちょっと違った「花見」の愉しみかたができそうです。




桜って美しくて儚い。







cherry blossoms Pictures, Images and Photos



Thursday 11 March 2010

vol.337 「縁のあるもの」 


縁のあるひと、もの。
そういうものは一度手放しても、必ず戻ってくる。

縁のある場所、
いろんなことの連鎖で、
必ずそこへ出向いたり、住んだりすることになる。

またLondonに行く予定があるのですが、
これがまたどんぴしゃなタイミングでくるだろうと思っているのです。

そして今回絶対私が行かなきゃいけないのは、
covent garden にあるこのお店。




The Astrology shop!!
なんとも不思議でしょ?

イギリスは星占術の本場。
なんか時を超えたアンティークに出逢いそうです。


これも縁?

Wednesday 10 March 2010

vol.336 "パリの恋人" クレモンティーヌ



フランス。パリ。ボンジュール。
アメリカに感化される時代が過ぎて、日本人は昔から「花の都」と呼ばれるパリ・フランスに憧れを持った。
そんな時代に「パリの恋人」と呼ばれていたのがこのクレモンティーヌ。
フランス人の友人に聞けば「は?彼女は全然有名じゃないよ。もっといいアーティ
ストがいるよ。あのね…」と話し出す。本国ではそこまで有名ではない彼女。で
も、吐息のようなフランス語で歌う彼女の歌に、日本人は憧れ夢中になったのだ。


きっかけはカフェラテのCM。
まだカフェ文化も定着していなかった日本に、カフェラテ片手にパリを歩くジョディ・フォスターのバックで流れていたのが、1993年の発表のアルバム、”ロンコリエ”に収録されている「ジェレミー」という曲だった。


夏の昼下がり。
フランス語の響き。
ボサノヴァ。


褪せたピンク色のイメージはそのままに、17年後の私もこのアルバムを聴く。






Wednesday 3 March 2010

vol.335 【コラム】いちばんきれいないろってなんだろう



女子フィギュアが終わったとたん、バンクーバーオリンピックが終わってしまった気がした。浅田真央選手の銀に続き、最後に銀メダルを取った女子パシュート選手たちも喜びと悔しさのまじった複雑な表情をしていた。メダルの数が求められがちだけど、今回は間違いなく「記憶に残る大会」。
それもそのはず、私もよく泣いた(笑)。


アナウンサーが「4年後のソチ大会はどうですか?」とよく質問する中で、即答する選手もためらう選手も、そのオリンピックという一瞬にして結果がでる最高の舞台のために努力し続ける長くてつらい4年間を知っているんだろう。


今回の大会はメダル数も含めて、韓国が躍進している。
それもそのはず、韓国がスポーツに当てる国費は100億以上、日本は27億にとどまっている上にマイナー競技においては事業支分けの対象にもなっている。
いざオリンピックになったらマイナー競技でもメダルを求めるのに、それさえ過ぎれば支分けの対象にしている政治方針は本当におかしいと思う。




そしてキムヨナ選手と浅田真央選手をめぐる日韓の見えない戦いもあった。
一部の反日の人々に韓国の象徴とされてしまうヨナ選手も被害者だ。
二人はお互いを尊敬し合う認めあった仲であり、ライバルであり、
日本と韓国のために戦っているのではない。
だからこそ、ヨナ選手が「日本語」で言った「アリガトウゴザイマス」には
いろいろなメッセージが込められていた気がする。


戦う選手たちをみてるとぐるぐる私の頭の中を回ってた歌を。
いちばんきれいな色って金?銀?銅?


”いちばんきれいないろってなんだろう?”