Monday 20 April 2009

vol.230 【こぼれ話】最後のタイタニック生存者が所持品を競売に

こぼれてない度★★

ミルビーナ・ディーンさんは97歳。
あの1912年4月に起きたタイタニックの最後の生存者である。


ディーンさんは、アメリカのカンザスシティに移住するため、あの日イギリス、サウサンプトンから家族と共にタイタニックに乗り込んだ。当時2歳だったため、郵便物袋にいれられ、救命ボートに乗った。母と兄は助かったが、父はそのまま帰らぬひととなった。今回競売にかけられるのは、この命を繋いだ郵便袋で、この他17品の出品も予定している。

ディーンさんは現在イギリスにて施設暮らしで、落札金はこの施設での静かな暮らしのための費用に当てたいとしている。

映画「タイタニック」が大ブームを起こしている頃、セリーヌ・ディオンの歌もあってかかなり嗚咽が止まらなかった記憶がありますが、今となっては乗客の数ほど切ない物語があったのだと、思えてしまいます。




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