Saturday 26 March 2011

vol.429 どうかハレの日まで

今日はすごく空がキレイ。

震災のあと、人々の気持ちを反映するように、
どんより曇り時々雨が降る寒い日が続いていた。
そんなある日、大学の後輩が気仙沼にて、遺体で見つかったと聞いた。
10年以上会ってないけれど、外見のわりにはとても礼儀正しかった彼を全然思い出せる。
奥さんと次女は無事。長女と彼は津波で流されたらしい。
婿養子に入って、暮らしていた先での大震災。
これもまた、運命としか言いようがない。

それでも、今日の空は晴れている。
私も愛しい人を亡くしたことがあるが、
自分自身を生き抜いていれば、
いつか絶対雨は上がることも知っている。

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