Sunday 20 June 2010

vol.354 南アフリカの父へ

お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べていますか? ちゃんと眠れていますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔をしている姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。
日本中の人の夢や期待を背負ったチームの監督として
ピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。
この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、
お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。
私は知っています。 だから、信じています。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。


いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。


娘より




これは岡田監督の娘さんが、父の日ということで朝日新聞の全面広告に載せた文面です。
昨日は1-0の惜敗。
日本中のいや世界中の日本人が世界ランク4位のオランダ相手に本気で悔しがった。
あれほど過去最高に「期待されてない」と言われた日本代表が、どうしてこんなに支持されるまでに変貌をとげたのか。
批判されようが、バカにされようが、選手達の先頭にはいつもあの人がいた。
現在その背中に想像を絶する期待をせおって戦っている岡田監督。




彼のサッカー人生を賭けた戦いが、今こそまさに始まろうとしている。



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