Saturday 31 January 2009

vol.204 【コラム】拉致被害の現状に愕然。来日のアンジェリーナ・ジョリー

6人の子供と同じく映画ベンジャミン・バトン 数奇な人生のプロモーションで訪日のブラッド・ピットと来日したアンジェリーナ・ジョリーが今回初めて「北朝鮮による拉致被害」の現状を知り、心を痛めている。4人の養子の他、ブラッド・ピットとの間に双子も生まれ、実の親にもなったアンジーは、いきなり愛する子供が拉致されてしまう悲しみは計り知れないとして、今後「自分にできること」として、拉致被害者の家族に面会したいと申し出た。

小泉首相の元、実際に拉致された人々が北朝鮮から帰ってきた時、愕然とした。拉致は、現実に行われていて、家族や本人の人生を狂わせた。こんなに大きな犯罪が、裁かれもせず、以前不明なひとたちを残したまま前に進まずにいる。
以前生存不明な横田めぐみさん。
特にその親の横田夫妻の長年の行動にはとても胸打たれる。
子供への愛だけが動かしているのだろう。
私の両親が言った。
「こんな横田夫妻のような行動はできない。でも・・・・・もしあなたが拉致されてしまったらお母さんもできるかもしれない。」
その横で父が何も言わず頷いた。

アンジーガ今回プロモーションを行った映画チェンジリングも息子が謎の失踪をしてしまう映画である。



拉致だけではなく世界には子供達の誘拐が後を絶たない。
その多くが未解決で、子供の帰りを待つ親が数えきれぬほど存在する。
アンジーのこの言動で、世界的に北朝鮮の拉致被害への認識が深まればいい。そしてまた前へ進むといい。祈っています。



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