Friday 5 December 2008

vol.175 ついに!TERIYAKI BOYZ全米メジャーデビュー!

過去にお遊びユニットとして誕生したBATHING APEのNIGO率いるTERIYAKI BOYZ!!!(リップスライムからRYO-ZとILMARI、ソロデビューもしているWIZEにM-FLOのVERVALがメンバー)自分たちのユニットではできない音づくりをコンセプトにNIGOのセレブな人脈を生かしてBEEF OR CHICKINというアルバムも05年に発表。ネプチューンズのファレルやDJマーク・ロンソンなどもプロデューサーに迎えていた。日本ではスマッシュヒットを飛ばしたが音のレベルに従来のファン層はついていけず、評判もなかなかイマイチだった。(私は大好きなんですけどねこのアルバム)

しかし全米公開の映画「ワイルドスピード3」にて東京が舞台になると、そのサントラに入った「TOKYODRIFT」という曲が全米で話題に。TOKYO=混沌としたアジアの近未来都市という外国からイメージをそのままコンパイルしたような不気味で疾走感溢れるイントロで始まるこの曲は、英語を日本語をたくみに操った変則なリリックもトキシックとなり、全米リスナーを魅了した。

来年3月に先送りとなってきた全米メジャー進出を果たす5人。
その最新アルバム「SERIOUS JAPANESE」はファレルやジャーメイン・デュプリなど豪華なプロデューサー陣によって構成され、前作にもまして彼らの音にも熱がこもっていたという。
日本発売は来年1月28日。

ついに彼らの”本気”が全米を旋回する。
日本語ラップは世界を制するのか。





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