Friday 6 August 2010

Vol.370 【コラム】HIROSHIMA



80歳になろうとするおばあさんが広島原爆投下の黙祷の瞬間、よろけて涙した。
時は経っている。でも、記憶はなくならない。
家族を恋人を友達を一瞬にして失った。それは変わらない現実。そして今でも後遺症に苦しむひとがいる。
65年前も今日と変わらないとても暑い日だっただろう。


「原爆投下がなければ、戦争は終わらなかった。」


アメリカのこうした世論の元、今年初めて追悼式に駐日大使が参加した。
1時間ちょっと滞在したのち、大使は逃げるように広島を去った。
彼はアメリカ人として後ろめたさでいっぱいだったのか。




自国に核爆弾を2発落とされていたらどう思う?
日本にはどんなに友好的な時代であれ、正しい答えはどうであれ、被爆国としてアメリカを責め続ける責任がある。

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