junle: rock
イギリスでも一目置かれているロックフェスのひとつ、グラストンベリーロックフェスティバルにＪＡＹ－Ｚが出演するにあたって、oasisのノエル・ギャラガーが「グラストンベリーにはロックの歴史があって、ヒップホップアーティストが出るのはおかしい。」と非難したとしてメディアでは騒ぎになったが、当日ＪＡＹ－Ｚがその発言を受けて、なんとギター一本でオアシスの、名曲「Ｗａｎｄｅｒｗａｌｌ」を歌い、皮肉った。この突然のカバーのおかげでＷａｎｄｅｒｗａｌｌは１０年以上たった今再びチャートインしているという。
ＪＡＹ－Ｚは「oasisのやつが、俺がギターを弾かないって言ってるって？俺がファッキンロック野郎だってことを先に知っておくべきだったね。」とラップで反論。
これに対してノエルは「ＪＡＹ－Ｚは好きだし、ロックもヒップホップも勝者だ。僕の発言が大げさになって伝わったことは彼もわかっているよ。」といきなり大人な対応。
コレが沈静化したと思ったら、あのＤＪマーク・ロンソン（エイミー・ワインハウスのプロデューサーでもお馴染み）にむけ、「彼は人の曲をリミックスでだめにするより、ギターの３コードくらい習ったほうがいい。」と発言。コレに対してマークは「エイミーのアルバムでは７コード使っているけど。まぁ目下ＪＡＹ－Ｚにギターを習っているんだけどね。」と前者の騒動を引き合いにだしてコメント。
ヒップホップ界ともロック界とも親交の深いマークだけに、「ＤＪデンジャーマウスのＧＲＡＹ ＡＬＢＵＭ風に（リミックスでＨＩＰ ＨＯＰの名曲とＲＯＣＫの名曲を合わせて、曲を作ったもの）オアシスとＪＡＹ－Ｚを掛け合わしちゃうのもいいね。」と余裕の発言でブログを締めくくった。
１０月にはoasis待望のニューアルバム「DIG OUT YOUR SOUL」が発売。
90sの黄金期からオアシスの毒舌合戦やライブを見てきたけど、やっぱりこの無駄な発言とかいかにもoasis流ロックンロール！！！ボーカルのリアム（実弟）と兄弟喧嘩してライブを中止にしちゃうことも多々あり、このバカさ加減と曲作りにしては天才のギャラガー兄弟の魅力にはやられます。
ある意味このけなし合いはリスペクトの証かも。
【過去記事】oasis リアム・ギャラガー ALL SAINTSの二コールと極秘挙式！
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