Monday 19 November 2007

vol.4 "Ultra blue" 宇多田ヒカル

junle: j-pops,R&B

2005年に満を期して全米で発売されたutada名義のアルバムはがっかりする内容だった。
日本の歌姫「宇多田ヒカル」とは別人を打ち出したかったのだろうが、これかなりのマーケティングはずれ。
宇多田ヒカル本人が 「私の歌ってアニソン(アニメの主題歌)に向いてるんですよ。」 と語るように、日本=アニメの独特文化を売らなくてどうする!!
ありふれてるgroove soundsではなく、 まるで映画のような曲作りと歌詞が宇多田の唯一無二の強み。 アニメ映画と組んで、全米で売り出すべき。 海外ウケを狙って手直しをするのではなく、
J-popらしさこそ最大の強さになる。
「青」を彷彿させる楽曲でまとめられた アルバム「ULTRA BLUE」。
これこそ彼女の世界。一枚聞き終わると、 映画を見終わったあとの陶酔感を味わえる。



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