「隕石」が世界を騒がしている頃、私はある本を思い出してた。
地球に隕石が衝突するまでの一週間を描いた、新井素子さんの「ひとめあなたに」。
そこは、地球の最期を知って狂ってしまった人であふれる東京。
主人公は徒歩で、喧嘩別れしたままの遠くの恋人に会いに向かう。
地球最期の日、愛する人と辿り着いた海で見た景色とは?
今の東京とリンクするリアル感。
そこに静かに存在する見えない狂気。
私たちは本当にあと一週間で地球が終わると知ったとき、
一体どんな行動に出るだろうか?
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